2011年12月24日
居直り天女2
「でっ。どうする? なにしてほしい?」
天女はぼくの顔をのぞきこんだ。からかうような笑いをうかべている。
「あのう。無理ならいいんだけど、北海道へ行きたい」
そう答えたぼくは、勇一を思い出していた。
「北海道?」
天女は目を見開いて、一度まばたきした。
「遠いよね。ダメならいいんだ」
ぼくは両手を広げた。天女は首をかしげて笑っている。
「遠いって? 北海道って、アンドロメダ星雲とかにあるの?」
天女は上を指差した。宇宙のことを言っているのかどうか、ぼくの頭の中で?マークが浮かんだ。
「いえ。あの、北海道は地球です。日本です。」
ぼくはしどろもどろになった。
「なんだ。あの、北海道よね。カニがおいしい、北海道よね。お安い御用よ。ちょっと悪いけど窓開けてくれる? そしたら背中に乗って」
ぼくは天女の言われるままに、背中に乗った。もちろん、勇一の新住所のメモは忘れてない。
天女はぼくを背中に乗せて窓から空へ飛び立った。見る見る間に地面が小さくなり、見慣れた町がカラーの地図みたいに見え、やがて日本地図になった。
天女はぼくの顔をのぞきこんだ。からかうような笑いをうかべている。
「あのう。無理ならいいんだけど、北海道へ行きたい」
そう答えたぼくは、勇一を思い出していた。
「北海道?」
天女は目を見開いて、一度まばたきした。
「遠いよね。ダメならいいんだ」
ぼくは両手を広げた。天女は首をかしげて笑っている。
「遠いって? 北海道って、アンドロメダ星雲とかにあるの?」
天女は上を指差した。宇宙のことを言っているのかどうか、ぼくの頭の中で?マークが浮かんだ。
「いえ。あの、北海道は地球です。日本です。」
ぼくはしどろもどろになった。
「なんだ。あの、北海道よね。カニがおいしい、北海道よね。お安い御用よ。ちょっと悪いけど窓開けてくれる? そしたら背中に乗って」
ぼくは天女の言われるままに、背中に乗った。もちろん、勇一の新住所のメモは忘れてない。
天女はぼくを背中に乗せて窓から空へ飛び立った。見る見る間に地面が小さくなり、見慣れた町がカラーの地図みたいに見え、やがて日本地図になった。
Posted by ひらひらヒーラーズ at 12:50│Comments(0)