2012年10月14日
み~んな化け物3
「正夫。気にするなって。っていうか。おれもにたもんなんだ。おれ、ほんとは、カラス天狗なんだ」
勇一は顔を洗うように両手でコシコシとこすった。そうすると、背中にまっ黒な羽根が生えてきた。顔はまっ黒になったし、目はテニスボールくらいの大きさで、ビックリしたみたいにまん丸で「どこを見てるのかなあ」って感じ。口は鳥のクチバシみたいな形になった。目の下から大きく出っ張って、毒ガスマスクをつけているみたい。
「おい、勇一。おまえなんだよ。そのかっこう」
正夫が目を見開いて聞いた。
「いちおう、まあ。なんというか、天狗の弟子というか、幼虫みたいなものだな」
カラス天狗になった勇一は、首をちぢめて頭をかいた。その頭にはキャラメルの箱を斜めにしたような帽子がのっている。
「天狗の幼虫って、おまえ、サナギになって蝶になるみたいに天狗になるのか」
ぼくが聞いた。
「まあな。もうそろそろのはずなんだがな」
「天狗になると、どうなるんだよ」
ぼくが聞いた。
勇一は顔を洗うように両手でコシコシとこすった。そうすると、背中にまっ黒な羽根が生えてきた。顔はまっ黒になったし、目はテニスボールくらいの大きさで、ビックリしたみたいにまん丸で「どこを見てるのかなあ」って感じ。口は鳥のクチバシみたいな形になった。目の下から大きく出っ張って、毒ガスマスクをつけているみたい。
「おい、勇一。おまえなんだよ。そのかっこう」
正夫が目を見開いて聞いた。
「いちおう、まあ。なんというか、天狗の弟子というか、幼虫みたいなものだな」
カラス天狗になった勇一は、首をちぢめて頭をかいた。その頭にはキャラメルの箱を斜めにしたような帽子がのっている。
「天狗の幼虫って、おまえ、サナギになって蝶になるみたいに天狗になるのか」
ぼくが聞いた。
「まあな。もうそろそろのはずなんだがな」
「天狗になると、どうなるんだよ」
ぼくが聞いた。
Posted by ひらひらヒーラーズ at 09:41│Comments(0)