2012年12月17日
ひらひら村の夕陽21
裕子の言葉に女はあっさり乗ってきた。裕子はいちいちうなずきながら聞いていく。女は調子に乗って自分の立場を主張した。
「そうですよね。大切に育てて来られた息子さんの幸せを思えばこそですよね。息子さんが連れて来られた女性に厳しい目を向けるのは当然です」
裕子が合いの手を入れるので、女はどんどん調子に乗った。聞きもしないことを話していく。ころあいのいいところで話を止めた。
「分かりました。ぜひ、カードで見させてください。あなたの思ったとおりの結果になるのは見えていますけど、より安心するためにその方がいいと思いますよ」
裕子は座卓を用意させて、持ってきた紫の布を敷いた。中途半端な笑いを浮かべている女を前にいつもの手順でシャッフルして扇状にカードを並べた。
「まずは、息子さんに彼女が出来たということで、その意味をカードに聞いてみましょう」
満面の笑顔で1枚引かせると、受け取って真ん中に置いた。ゆっくりめくると女神が二人微笑んでいるカードが出てきた。裕子はわざと顔をしかめて、首をかしげる。しばらく黙ってから申し訳なさそうに顔をあげた。
「そうですよね。大切に育てて来られた息子さんの幸せを思えばこそですよね。息子さんが連れて来られた女性に厳しい目を向けるのは当然です」
裕子が合いの手を入れるので、女はどんどん調子に乗った。聞きもしないことを話していく。ころあいのいいところで話を止めた。
「分かりました。ぜひ、カードで見させてください。あなたの思ったとおりの結果になるのは見えていますけど、より安心するためにその方がいいと思いますよ」
裕子は座卓を用意させて、持ってきた紫の布を敷いた。中途半端な笑いを浮かべている女を前にいつもの手順でシャッフルして扇状にカードを並べた。
「まずは、息子さんに彼女が出来たということで、その意味をカードに聞いてみましょう」
満面の笑顔で1枚引かせると、受け取って真ん中に置いた。ゆっくりめくると女神が二人微笑んでいるカードが出てきた。裕子はわざと顔をしかめて、首をかしげる。しばらく黙ってから申し訳なさそうに顔をあげた。
Posted by ひらひらヒーラーズ at 08:09│Comments(0)